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こんにちは、小柳かおりです。

随分更新が空いてしまいましたが、久しぶりにエッセイ漫画を描きました。
「こんな時代に洋服を作る理由とは」

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巷には安くて可愛い洋服を扱うお店がたくさんあって、好きな時に好きなものが簡単に手に入る時代ですよね。
ファストファッションでも日常に着る分には十分と思えます。

私はもともと洋服が好きなので、毎季予算内で新品の洋服を買っていました。
でも、洋服を作るようになってから、その消費がヘルシーではないなと思うようになりました。

洋服を作るのにはそれなりの時間も人件費もかかります。
安さの背景には、生地品質や人件費、どこかで利益が出るように調整していることでしょう。
単純計算にすぎませんが、時給1000円だとして、1日で縫製したら縫製だけで7000円かかると考えると、2000円程度でカットソーやスカートが手に入ることは異常なことだと思うようになりました

とはいえ、消費マインドはなかなか変えられるものではないし、人によって優先順位も違う。
だからきっと、その世界は無くならないんだろうなと思います。(人件費は徐々に上がり、ファストファッションでも価格は上がってきているように思いますが)

そんな時代に、洋服を作る意味って何かな?洋服の世界にいる意味って何かな?
ということを考えたりしています。

「好きじゃないとできない」
というのは大前提。

アパレルが害悪といわれる昨今ですが、
「洋服を作ることが、誇れる仕事であってほしい」
とも思います。

だから、
・最小限しか作らない
・誰かの夢を叶える洋服づくりをする
・品質のいいものを作る
→結果、大事にしてもらえる特別な一着になる


こんな風に既存の在り方と違う方向(むしろ逆)を模索していかないと、いい方向には進まないなと感じます。
相変わらず模索しながら進んでいます。

洋服からもらえるものって、外見以上だなと思います。着飾ることで自分の内面も凛としたり、特別な気分になったりします。不思議と。
結婚式にはウエディングドレスを着るし、お葬式には喪服を着る。
洋服と心ってつながってるんですよね。

私なりに、私が一番感動することを大事に、洋服づくりを続けていきたいと思っています。
応援よろしくお願いします


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